Mac OSにRuby on Railsの環境構築手順をまとめた。

初めに

  • Mac OsRuby on Railsの環境構築を行ったが、上手くいかないことがありましたので、備忘録がてらに記事を書いていきます。

環境構築の流れ

  1. Homebrewのインストール

  2. rbenvとruby-buildのインストール

  3. Rubyのインストール

  4. BundlerとRailsのインストール

Homebrewのインストール

  • パッケージマネージャーであるHomebrewをインストールする。ターミナル上に以下の記述を行う。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
  • パッケージとは実行ファイルや設定ファイル、ライブラリなどを一元管理できる。パッケージやライブラリの依存関係を管理できる。

  • バージョンの管理、アップデートやグレードダウン、アンインストールなどの管理もやりやすくなる。

rbenvとruby-buildのインストール

  • 独自のRubyバージョンをインストール・管理するためにrbenvを使用します。以下の記述をターミナル上で行う。
1.  brew install rbenv ruby-build
2. echo 'if which rbenv > /dev/null; then eval "$(rbenv init -)"; fi' >> ~/.zshrc
3. source ~/.zshrc
  • rbenvとはrailsrubyを使用して開発を進めていく上で複数のバージョンを使いたいまた管理したい時に便利なツール。

  • rbenvは簡単にバージョンの切り替えをしてくれる。

  • echo 'if which rbenv > /dev/null; then eval "$(rbenv init -)"; fi' >> ~/.zshrcをターミナルで実行するとZshの設定ファイル(~/.zshrc)の最後にif which rbenv > /dev/null; then eval "$(rbenv init -)"; fiが追記される。 →この記述をすることで新しいターミナルを開くたびにrbenvが正しく初期化される。

  • source ~/.zshrcをターミナル上で記述することでZshの設定ファイルの設定の変更を反映させる。

  • 現在のセッションにもrbenvが適用される。

Rubyのインストール

rbenv install 3.1.0 # 例として3.1.0をインストール。最新バージョンに合わせて変更してください。
rbenv global 3.1.0
  • rbenv install 3.1.0はRuby3.1.0をインストールするためのコマンドです。

    •  指定したバージョンのRubyを初めて使用します。デフォルトのRubyのバージョンとしては設定されないことに注意。
  • rbenv global 3.1.0はすでにインストールされているRuby3.1.0をシステム全体にデフォルトの状態として設定する

BundlerとRailsのインストール

gem install bundler
gem install rails
  • gemとは汎用性の高いプログラムを再利用できる形でパッケージ化したもの。

  • bundlerとはgemの依存関係やバージョンを一括で管理するもの。

  • gem install bundlerはbundlerというgemの依存関係管理ツールをインストールを行う。

  • gem install railsRailsというRubyのWebアプリケーションフレームワークのインストールを行う。

最後に

  • きちんとダウンロードができているかrails -vをしてバージョンが表示されるか、rails new testなどをターミナルに打ち込みファイルが作られるか確認してみましょう。