初めに
学習した内容をアウトプットすることで学習効率を上げると同時に備忘録がてらに書いていきます。
初学者にもわかりやすく解説していきます。
chmodコマンドについて
change mode の略語
ファイルまたはフォルダのパーミッション(読み取り、書き込み、実行権限)の設定を変更する。
chmodを利用する。
書式
- chmod (u or g or o or a) (+ or - or =) (r or w or x)
書式の詳細
具体的に見ていく
ファイルのパーミッションの情報を確認する。
$ ls -l output.txt -rwxr-xr-x
$ ls -l output.txtでoutput.txtのパーミッション情報の確認を行う。
オーナーのパーミッションは読み、書き、実行権限。
グループのパーミッションは読み、実行の権限あるが、書く実行権限がない。
その他のユーザーのパーミッションも読み、実行の権限あるが、書く実行権限がない。
パーミッションの変更を行う。
$ chmod g-r output.txt $ ls -l output.txt -rwx--xr-x
グループの読み取り権限を削除してみる。
g-rではgはグループ、-は削除、rは読み取り権限。つまりoutput.txtファイルのグループパーミッションの読み取り権限を削除する。
数値で変更を行う。
書式
8進数で記述。
chmod (8進数の数値) (ファイル名)
詳細
具体例
$ chmod 751 output.txt -rwxr-x--x
数値で指定を絶対指定。
初めから変更を加えず最後までやり抜く時つかう。
通常の指定を相対指定。
今の権限から特定のユーザーの権限を変更するという場合に変更がしやすい。
結語
パーミッションの変更を行う時には chmodコマンドを利用する。
書式は$ chmod (u or g or o or a) (+ or - or =) (r or w or x)
通常の値を利用するのが相対指定。数値を利用するのが絶対指定。