Linuxにおける/dev/nullについて

初めに

  • 学んだことをアウトプットすることで効率よく学習を進めかつ備忘録がてらに書いていきます。

  • 初学者の方にもわかりやすく解説していきます。

/dev/nullとは?

  • 入力先として指定しても何も返さない。

  • 出力先として指定してもデータは消えて、何も表示しない。

入力先として指定

  • 入力が何も無い状態になる。

  • コマンドなどのテキスト入力を空にしたいときに使用。

    具体例(入力先としての/dev/null)
$ cat < /dev/null
$ 

出力先として指定

  • 結果が何も表示されない。

  • 結果が大量にあり、表示したく無い時などに使用する。

    具体例(出力先としての/dev/null)
$ cat > /dev/null
$

注意

  • 標準出力と標準エラー出力は別で考えなくてはいけないため、エラーを出力する際は2>を使用すること

結語

  • /dev/nullは入力先として指定しても何も返さない。

  • /dev/nullは出力先として指定しても何も表示しない。